2010年05月13日
着物アロハ作成講座 その三
着物アロハ作成講座 その三
今日は裁断をしたいと思います
このあたりから少し技術を要します
普通は生地に型紙を当てて線を引きはさみで裁断
というのが主流のようですが
あくまで日向扇屋スタイルで進めさせていただきます
ロータリーカッターを用いて型紙を当てたら直接カットするという方法です
では
まず背中を裁断
ほどきのときに解かずにおいてあった着物の背中部分を使用します
解いていない縫い目を背中の中心にします
そこに背中の型紙の背中心線をあわせます
あとは型紙にあわせてカット
ヨークのタックの位置にカッターで合印を切り込んでおきます(5mm以内)
ウエストラインにも合印を入れます
身頃を裁断
身頃は柄だしの一番重要なパーツです
左右別々に裁断します
着物の左身頃をシャツの左身頃にし
着物の右身頃をシャツの右身頃にします
型紙を置く場所は自由ですがそこがデザインの決め手です!
・わたり柄の場合なるべく裾いっぱいいっぱいに柄が入るようにします
裾に空白部分が来るとシャツに重みが無いように感じられます(私の感想)
・小紋柄(繰り返しの柄)の場合左右身頃に同じ柄が並ばないようにするのがいいと思います
襟の止まりとウエストラインに合印を入れます
袖を裁断
袖は中表で左右2枚同時に裁断します
・わたり柄の場合出来るだけ柄が入る場所を選んで型紙をおきましょう
・小紋柄の場合はどこでもいいです
肩の天のところに合印を入れておきます
前後ろがわかるように袖の後に印を入れます(少し角をカットすればいいと思います)
ヨークを裁断
・わたり柄の場合ヨークは出来るだけ無地のところでとるようにします
・小紋柄の場合は自由です
タックの部分に印を入れます
見返しを裁断
見返しを裁断するときも中表で2枚同時に裁断します
そのときは端(前端ではないほうの端)に生地の耳が来るようにします
そうすることで縫製時に端の始末をしないですみます
襟を裁断
襟も中表で2枚同時に裁断します
・わたり柄の場合襟の端の他方に柄が来るようにすればかっこいいです(私の感想)
中心と肩のところに合印を入れておきます
接着芯を裁断
襟一枚、見返し左右を裁断します
同じ型紙でOKです
以上で裁断終了です!
このあたりから写真と文字だけではわかり辛くなってきます
わかりにくいことがあればお気軽に質問してくださいね!
なるべくわかりやすく説明いたします!
今日はここまで
くれぐれもカッターで手を切らないように気をつけてくださいね!
今日は裁断をしたいと思います
このあたりから少し技術を要します
普通は生地に型紙を当てて線を引きはさみで裁断
というのが主流のようですが
あくまで日向扇屋スタイルで進めさせていただきます
ロータリーカッターを用いて型紙を当てたら直接カットするという方法です
では
まず背中を裁断
ほどきのときに解かずにおいてあった着物の背中部分を使用します
解いていない縫い目を背中の中心にします
そこに背中の型紙の背中心線をあわせます
あとは型紙にあわせてカット
ヨークのタックの位置にカッターで合印を切り込んでおきます(5mm以内)
ウエストラインにも合印を入れます
身頃を裁断
身頃は柄だしの一番重要なパーツです
左右別々に裁断します
着物の左身頃をシャツの左身頃にし
着物の右身頃をシャツの右身頃にします
型紙を置く場所は自由ですがそこがデザインの決め手です!
・わたり柄の場合なるべく裾いっぱいいっぱいに柄が入るようにします
裾に空白部分が来るとシャツに重みが無いように感じられます(私の感想)
・小紋柄(繰り返しの柄)の場合左右身頃に同じ柄が並ばないようにするのがいいと思います
襟の止まりとウエストラインに合印を入れます
袖を裁断
袖は中表で左右2枚同時に裁断します
・わたり柄の場合出来るだけ柄が入る場所を選んで型紙をおきましょう
・小紋柄の場合はどこでもいいです
肩の天のところに合印を入れておきます
前後ろがわかるように袖の後に印を入れます(少し角をカットすればいいと思います)
ヨークを裁断
・わたり柄の場合ヨークは出来るだけ無地のところでとるようにします
・小紋柄の場合は自由です
タックの部分に印を入れます
見返しを裁断
見返しを裁断するときも中表で2枚同時に裁断します
そのときは端(前端ではないほうの端)に生地の耳が来るようにします
そうすることで縫製時に端の始末をしないですみます
襟を裁断
襟も中表で2枚同時に裁断します
・わたり柄の場合襟の端の他方に柄が来るようにすればかっこいいです(私の感想)
中心と肩のところに合印を入れておきます
接着芯を裁断
襟一枚、見返し左右を裁断します
同じ型紙でOKです
以上で裁断終了です!
このあたりから写真と文字だけではわかり辛くなってきます
わかりにくいことがあればお気軽に質問してくださいね!
なるべくわかりやすく説明いたします!
今日はここまで
くれぐれもカッターで手を切らないように気をつけてくださいね!
2010年05月10日
着物アロハ作成講座 その二
着物アロハ作成講座
いよいよ今日から作成です!
今日は、ほどき~着物の延ばし作業まで進めて行きたいと思います
まずは、ほどき
順序としまして
1・・・袖と襟をまずはずします
そのときに生地を破かないように
必ず糸を切りながらほどきましょう
2・・・襟と袖が外れたら裏地をはずしていきます
3・・・裏地をはずしたら脇をほどきます
4・・・背中の中心はほどかずにそのままにしておきます
5・・・おくみをほどきます
留袖などの渡り柄の場合はおくみもほどかずにおいておきます
6・・・すべてほどき終わったら
気になる傷やしみなどにしるしをつけておいたほうがいいです
7・・・ほどきあとの糸くずを取り除きます
以上でほどき作業が終了です
次に
ほどいたあとの折り目をアイロンで伸ばしていきます
そのときにきじの目を曲げないように
まっすぐ当てるようにします
少し端と端を引っ張るように当てるといいです
以上で伸ばし作業終了です
本日の作業はここまでです
くれぐれも生地を傷つけないように気をつけましょう!!
いよいよ今日から作成です!
今日は、ほどき~着物の延ばし作業まで進めて行きたいと思います
まずは、ほどき
順序としまして
1・・・袖と襟をまずはずします
そのときに生地を破かないように
必ず糸を切りながらほどきましょう
2・・・襟と袖が外れたら裏地をはずしていきます
3・・・裏地をはずしたら脇をほどきます
4・・・背中の中心はほどかずにそのままにしておきます
5・・・おくみをほどきます
留袖などの渡り柄の場合はおくみもほどかずにおいておきます
6・・・すべてほどき終わったら
気になる傷やしみなどにしるしをつけておいたほうがいいです
7・・・ほどきあとの糸くずを取り除きます
以上でほどき作業が終了です
次に
ほどいたあとの折り目をアイロンで伸ばしていきます
そのときにきじの目を曲げないように
まっすぐ当てるようにします
少し端と端を引っ張るように当てるといいです
以上で伸ばし作業終了です
本日の作業はここまでです
くれぐれも生地を傷つけないように気をつけましょう!!
2010年05月08日
着物アロハ作成講座 その一
本日より着物作成の様子をご紹介いたします
普段は工業用のミシンで作成いたしておりますが
今回は家庭用ミシンで作成していきたいと思います
私自身、家庭用ミシンが苦手なので生徒さんにご協力していただきます
生徒さんといってもアロハを一度も縫ったことがないので
一からの勉強になります
今回は、その一 道具と材料についてです
まずは道具
1・・・ミシン(ボタンホールが出来るものがいいです)
2・・・アイロン
3・・・裁ちばさみ
4・・・コバサミ
5・・・カッター(普通のものと、きじを切るロータリーカッター)
6・・・針(縫い針、待ち張り)
写真にはありませんが
7・・・チャコペン
8・・・目打ち
用意する材料
1・・・着なくなった着物
2・・・接着芯
3・・・ボタン
以上のものをそろえれば始められます
パターンは本屋さんでパターンのついた本が売っているので
利用すると便利です
下記参照
次回から作成に入ります!
普段は工業用のミシンで作成いたしておりますが
今回は家庭用ミシンで作成していきたいと思います
私自身、家庭用ミシンが苦手なので生徒さんにご協力していただきます
生徒さんといってもアロハを一度も縫ったことがないので
一からの勉強になります
今回は、その一 道具と材料についてです
まずは道具
1・・・ミシン(ボタンホールが出来るものがいいです)
2・・・アイロン
3・・・裁ちばさみ
4・・・コバサミ
5・・・カッター(普通のものと、きじを切るロータリーカッター)
6・・・針(縫い針、待ち張り)
写真にはありませんが
7・・・チャコペン
8・・・目打ち
用意する材料
1・・・着なくなった着物
2・・・接着芯
3・・・ボタン
以上のものをそろえれば始められます
パターンは本屋さんでパターンのついた本が売っているので
利用すると便利です
下記参照
次回から作成に入ります!